マイホームを建てるなら子供部屋を作りたいと考えている方もいると思います。せっかく作るなら、おしゃれな子供部屋にしてみませんか。しかし、おしゃれだけを考えていると、部屋を利用する際に不便を感じてしまうことがあります。
では、おしゃれと便利さを両立させるための工夫にはどのようなものがあるのでしょうか。
●床を考える
未就学児のうちは、机などは置かず子供部屋は遊びに使われることが多いと思います。もっぱら遊びに使われるので、家具はできるだけ置かずにスペースを広々使えるように工夫してみましょう。
ポイントは床です。
テーブルがあっても、子供は床でお絵かきや工作などをすることが珍しくありません。そのとき気になるのが床の汚れです。
無垢材は自然のぬくもりを感じられるメリットがあるのですが、水に弱い性質があり、掃除の際に使えない洗剤もあります。そのため、床を汚す心配があるならラグを敷いておくとよいでしょう。
道路や街並みが描かれたラグ、サッカー場を描いたラグなど、遊び道具として使えるラグが登場しています。こういったものを敷いておくと子供が喜んでくれるかもしれません。
●クローゼットのパイプの高さに注意
自分で着替えができるようになると、クローゼットを使用するようになることでしょう。しかし、小さな子供にとっては、一般的なクローゼットではパイプの位置が高く感じてしまいます。
その場合は、パイプの位置を変えられる設計にすることをおすすめします。小さなころは低い位置に、大きくなったら高い位置にパイプを移動できるようにしておけば、成長にあわせてクローゼットを使用できます。
●壁の種類は豊富
壁紙、ペンキ塗装、漆喰など、壁の種類は豊富です。また、素材の種類だけでなく色も豊富な種類から選ぶことができます。
広い面積を占める部分は部屋の印象に大きな影響を与えます。壁によって子供部屋の雰囲気が変わるので、どんな部屋にしたいのか考えて選んでみてください。