注文住宅でのバランスを考える

注文住宅で自分なりのこだわりを実現したいと意気込むのは悪くはないのですが、あまりやり過ぎてしまうと、つまり注文住宅なのだからなんでもできるという態度を出すと、難しい問題が生じます。まずそうした態度は業者が好まない、場合によっては喧嘩のような問題を引き起こすことがあります。買うのはこちらでも、実際に建てるのは業者であり、業者が納得して動かないと家はいつまでたっても建つことはないということです。このあたりはバランスが必要であり、良好なコミュニケーションが必要になります。

またいろいろと要望を出すことで、なかなか工事が進まない事態も避けたいものです。工事が進まなくなると、完成が遅れるということになり、そうなると数か月間は予定よりも賃貸のマンションなどに住み続けなければならなくなるかもしれません。そうなることで、その分の賃貸での支払う費用が増えることで、結局こだわってコストダウンをしたのに、その分はほとんど消えてしまった、そのようなことにもなりかねません。

さらに注文住宅でオリジナル性を出すのは間違いではありませんが、将来的にそこに住み続けるわけではないという場合には、そのオリジナル性がかえって売りにくくなってしまう状況を作り出すということもあり得ることです。奇抜過ぎるデザインや色は、なかなか売れず、資産価値を下げ、価格を下げざるを得ないことになってしまうことがあります。それで注文住宅においては、長期的な視野で考えることをお勧めいたします。飽きやすいデザインや色、そのような外観の家づくりはしないように注意できます。

自由度が高い注文住宅というのは本当に魅力ですが、色々な面でバランスが必要になるのは間違いありません。家族で時間をかけて相談すること、そして業者との話し合いの中では、お互いに譲歩するべきところは譲歩するなどして、スムーズに進めていくことで、色々な問題を乗り越えていくことができます。